製品紹介
PLASHELL®
これまで石油由来の樹脂にお米・タルク・木などを配合したプラスチック製品は存在していましたが、可燃ごみにするためには全体の51%以上が自然由来である必要があり、安定的に製造することは困難でした。当社 SAMURAI TRADING では、独自のパウダ―加工技術でたまごの殻 (卵殻) 60%とポリプロピレンなどのプラスチック40%を混ぜ合わせることで卵殻扱いになるため、燃やせるごみとして使用可能なバイオマスプラスチック【PLASHELL(プラシェル)】を開発しました。(※ 可燃ごみの規定は各地方自治体の広報でご確認ください)
【PLASHELL(プラシェル)】の主原料である卵殻の成分はおよそ94%が炭酸カルシウムであり、適度な耐久性と抗菌性を持っています。また、焼却時にはCo2排出を大幅に削減できるので、環境対策に貢献します。さらに、卵殻は既存のプラスチック原料と比較してもコストパフォーマンスに優れています。
こうしたいくつものメリットから、【PLASHELL】は可能性と将来性のある新素材として高く評価され、「第8回 渋沢栄一ビジネス大賞 奨励賞」を受賞し、数々のメディアにも取り上げられました。現在では環境保護に積極的に取り組む企業に採用され、コンテナ・ノベルティグッズ・食堂の食器(エコ箸など)にひろがっています。
【PLASHELL】 は、基本的に既存のプラスチック成型設備と製法で生産が可能です。(※ 製品内容・条件によっては検証が必要となります)また、ペレット状での提供となりますので、詳細についてはお問い合わせください。